松浦弥太郎さんの著書「自分で考えて生きよう 」の中にあった、「欲しい欲しい病」の治療法が印象に残ってハッとしたのでご紹介。
また、自分の考えたことについてもまとめてみました。
Q.欲しい欲しい病を治す方法とは!?→A.今持っているモノのことを考える。
ずばり、今持っているモノのことを考える。
1つの治療として、たとえば欲しいものを考えるよりも、今、持っているもののことを考える。(中略)
そうすると、今まで以上に身の回り品との関係がグッと深くなり、きっと自分にたくさんのうれしさやしあわせを改めて与えてくれるようになる。(中略)
同時にもの選びも慎重になるだろう。
その喜びを知れば、欲しい欲しい病は自然と静まる。
欲しいものではなくて、今持っているものに気持ちを向けてみよう。
出典自分で考えて生きようより引用。
この章を読んだときにハッとした。
モノだけに限らず、あらゆる「無いものねだり」をいった止めよう。
なぜなら、いつだって「あれが良い、これが欲しい」と思っているから。
いつも「心ここにあらずの状態」に近い。
だからこそ、いちど立ち止まる。
振り返ると、身の回りのツールやガジェット。
残っているものは、なんからのエピソードがあって、ずっとついて来てくれた頼もしい存在。
相棒のようなものだ。
そして、ものだけに限らない。
例えば、「もっと違う人間になりたい。」っていう思い込みを一旦置いといて、自己対話にふける。
そうすると、今の自分がまんざらでもないこと気づく。
例えば、「ココじゃないどこかに行きたい」って感情を一旦置いといて、今ココの状態を味わう。
そうすると、少しホっとする。

そんなことに、気づかせてくれた。
欲しい欲しい病は自分の自信のなさが露呈する。
新商品や他人が使ってるモノを見ると欲しくなる。
もちろん、その気持ちにウソ偽りもない。
ただ、欲しいと思う裏には何があるのだろう。
自分なりに分析してみた結果、「(持っているモノに対しての)自信のなさ」だった。
今あるものは、徹底的に吟味して手に入れたモノ。
でも、他人が使っているものを見ると、なんか自信なくなることがある。
そして、他人が使っているものを欲する。
ずっと、この繰り返しだ。
自分が選んだものが、信じられなくて使えない。
これって自己否定のなんでもない。
ここにも、他人軸で考えてしまう罠があり、大きな気づきだった。
だからこそ、自分の持っているモノに愛着を持つことは、自分を信頼する行為なんだ。
その部分を読みながら、目から1000枚ウロコが落ちるほどの気づきでした。
☞まとめ
人であったら止まらない欲求。
「ないもの」 より「あるもの」を考えて感じる。
ちょっと違うアプローチで変わるでしょう。
欲しい、欲しいにとらわれそうになったら一度とお試し下さい。
以上、「あれもこれも欲しい!欲しい欲しい病を治す方法」と題して記事をお送りしました!!
なんだ、いま自分に「ない」もののことを考えるよりも「ある」ものについて考えた方が良いじゃないか。