ぼくが18歳から27歳の9年間にしたビジュアルノベルゲームの中から特に良いと思った作品15本をピックアップしてみました。
ビジュアルサウンドノベルとは
サウンドノベルとは (サウンドノベルとは) [単語記事] – ニコニコ大百科
▲こちらのニコニコ百科事典に明記されているので、ご参照いただけたらと思います。
まあ〜知らない方が読んでも、非常にわかりづらいので、ものすごくざっく言うと、
パソコン(もしくはテレビゲームや携帯ゲーム等)で読む音声、BGM、挿絵付きの大長編小説」
とイメージしていただければ幸いです。
コーヘイがオススメするビジュアルノベルゲーム15本
それでは、コーヘイがオススメするビジュアルノベルゲームを列挙していこうと思います。
①君が望む永遠
▲注意書きを書いたぼくが、言うのもヘンですが記念すべき最初のサウンドノベルゲームは、Ageの(アージュ)君が望む永遠(通称:君望)でした。
ビギナーが初めて手を出すには、恐ろしいトラウマをうえつけられたダークホース的な作品。
物語を心から堪能したい方は、絶対に公式サイトやwiki、関連する動画観ないで下さい。面白さが半減します。
まあ〜それ故、上記の衝撃的な展開がハンパないのですがw
三角関係やらの家族関係やらの描写がやたらとリアルでディープです。今思い出しただけでもガクブルです。
逆に昼ドラや人間模様のドロッドロな部分がお好きな方は、非常に楽しめる作品。
②Fate/stay night
▲次にプレイしたのが、TYPE-MOONから出たFate/stay night(通称:フェイト)
バトル好き、神話好き、歴史好き、偉人好き、魔術好き、そして男の子は一度は憧れる(と思う)正義の味方、ヒーローとは何たるかを説く渾身の一作。
ビジュアルノベルゲームのウリに「萌え」とかがありますが、この作品は完全に「燃え」なんです(もちろん、萌え要素は少々ある)。
今でも人気作品でTVアニメ、漫画、ソシャゲ等色々メディア展開されています。
アニメや漫画で知っている!って方も中にはいるんじゃないでしょうか!?
やや原作厨のぼくからすると大元を是非やって欲しいなと思うところ。
上記にもあるように、正義の味方、ヒーローについて徹底的に深掘りして描写した表現、演出はまさに圧巻。
「Fateは文学」というネット上で有名なフレーズがありますが、伊達ではありません。その無駄に圧倒的に多い文量にあなたは、この世界観の虜になるでしょう。
ただ、文体がかなり独特なので気をつけされたしw
③バルドフォース・エグゼ
▲大学時の友人でいまでも盟友であるほほいさんから「これ面白いよ」と貸してくれた作品。
ロボット好き、格闘ゲーム好き、カスタマイズ好きにオススメです。
現実(リアル)から仮想現実(ネット)の世界に没入(ダイブ)との描写はどことなく「マトリ◯クス」に似ています。
世界観が似ている感が否めないが、とてもやり込める作品!!仮想現実に没入(ダイブ)したい方オススメ!!
そして、この作品は自分のロボットが割り当てられ、それを操作する必要があるので、ゲームパッド(テレビゲームでいうろ所のコントローラー)があると便利です。
・・・というよりないと超キツイです。
一応、キーボードでもプレイ可能ですが、細かい作業や過度の連打で壊れる可能性大です。
くれぐれもキーボードクラッシャーにはならないようにw
④クロスチャンネル
▲「こちらクロスチャンネルです。−−−生きている人いますか?−−−」
このフレーズの真意を知りたい方是非プレイしてみて下さい。
あまり沢山語りすぎると、ネタバレになりますがこの作品も2つの顔がありまして、そのギャップに最初ついていけないです。マジで。
シナリオライターが田中ロミオさんという方なのですが、表現描写が本当にうますぎて、引き込まれます。
そして、何気にキャラクターに割り当てられた中の人達(つまり声優さん)が豪華すぎるのもこのゲームのウリです。
⑤ひぐらしのなく頃に
▲個別記事にも書きましたが、ぼくの大好きな作品の1つです。
老若男女問わず必携!!是非プレイして欲しい!!上記リンクは一般向けのコンシュマー版だが、是非原作をやるべし!!
現在は、スマホからでもできますのでスキマ時間にやってみよう。
⑥月姫
※上記リンクは月姫ではなく関連した商品となっていますのでご了承下さいm(_ _)m
▲今やオークションサイトでしかお目見えできなくなってしまった伝説的な同人作品。
上記で紹介したFate/stay nightを作ったTYPE-MOONがまだ会社になっていなくて、1つの同人サークルだった時にでた作品。
世間をアッと言わせ、同人の凄まじさを世に知らしめた作品。
Fateと世界観が少なからず繋がっていて、かつさらにアングラな世界観が好きです!
⑦Kanon
▲多くのプレイヤーを感動の渦に巻きこんだ、「泣きゲー」というジャンルを打ち立てた作品Kanon。
販売元は、key。かくいうぼくも鍵っ子(Keyから出ている作品を愛するプレイヤーのこと)でございます。ホイホイです。
ゲームの設定上、冬にやるとさらに雰囲気を味わう事ができます。
この作品をすると、たい焼きを無償に食べたくなります。
⑧AIR
▲今回紹介する作品の中で、最も号泣したであろう作品。
まさに、キング・オブ・泣きゲーに相応しい。
ゲームの設定上夏にやるとさらに雰囲気を味わえます。
そして、このゲームをした後毎年夏になる度に「あ〜またAIRの季節が来たよ」と感慨深くなります。
「最近感動していないな〜おもいっきり泣きたいな〜」という
方
「ネット上で国歌と称される「鳥の詩」(杉田かおるじゃないよ)」を聴きたい方・・・是非やってみて下さい!
⑨CLANNAD
▲Fate同様に、漫画やアニメ化しています。そちらから入っても良いと思います。
総プレイ時間90〜200時間という超々大長編の作品。
なぜかと言うと、物語に関わる登場する全てのキャラクターの攻略が可能だからです(男女問わず)。
全員のパートの話を読み終わった後、あなたにじんわりと暖かい感動があなたを包み込むでしょう。
「CLANNADは人生」というネット上で有名なフレーズがありますが、その長時間に見合っただけの余韻と人生疑似体験ができることは保証する。
⑩Ever17
▲意外と知られていない隠れた名作(発売された当時の所感、現在はネットレビューもあり知られている様子)。
PS2の廉価版もあり、他のゲームとくらべて手頃な価格でできるのも良い点でした。
ミステリー、謎解き系が好きな人にオススメです。
但し考察サイト、ネタバレ、レビュー等を一切見ないでやりきることができるという人に限ります!
ネタバレしてしまい、面白さが半減するからです。
全てのルートを攻略できた後、全ての伏線や謎が収束されていく過程は見事としか言いようが無い。
テレビでも、映画でもできない、ゲームでしかできない表現、演出方法は一見の価値ありです。
⑪マブラブ、⑫マブラヴオルタネイティヴ
▲先ほど紹介した君望を作ったageの次に出た作品「マブラヴ」
マブラヴは、上記に作品をやってはじめて作品を楽しんだと言えます。
マブラヴは超王道の学園ものストーリー。そして、オルタネイティブ(通称オルタ)は、うって変わりミリタリーものになります。
特に、このオルタが、メッチャ好きです。かなり偏りますが、日本人であり、この国が大好きな人なら萌える燃える展開が待ち構えています!!
⑬キラ☆キラ
▲「ノーフューチャー!!ノーミュージック!!」
「最高にファッキンでクソッタレなゲームだったぜえ!(最高の褒め言葉です一応w)」
何げない高校生の軽音楽から始まり、バンドを結成して、卒業後は全国のハコ(ライブステージ)を回りながら、主人公やヒロインの成長や心の変化を綴る青春ハートフルストーリー!!
出てくる曲も割と簡単なコードだったりするので、このゲームを気にギターを始めた方もちらほら。
個人的に「けいおん!」よりもこちらの方が軽音が流行りだした先駆けだとは思うが、何も語るまいw
⑭STEINS;GATE
▲この作品も、アニメ、マンガになっているので、それで知っている方がいると思います。
妄想科学ノベル、「ドクター・ペッパー」「タイムマシーン」、「ジョン・タイター」「オタク」というフレーズにティンときた方は是非やってみてください!!
主人公の鳳凰院凶真(岡部倫太郎)さんが、オタクというか重度の厨二病なので、親近感がわく方はいるかもですね。
舞台は、ほぼ現代の日本の秋葉原。・・・なのですが、普通そうに見えて、妄想科学と言いながらも、かなりのSF、トンデモ設定なので腰を据えてじっくりやりましょう。
⑮家族計画
▲2001年に、現在の家入一真さんのリバ邸、Phaさんのギークハウス等のシェアハウスの先駆け的な内容を既に物語として描写していた事にビックリしています。
主人公を含め「お互い他人同士が急遽、屋根の下で共に暮らすことになり家族として生活していく」というのがイントロダクション。
どうみても、これ今で言うシェアハウスだよ!と突っ込まざるをえない。
しかし、笑いあり、涙ありのハートフルストーリー。
笑いは、ある登場人物の中の人がドラゴンボールのセルやサザエさんのアナゴさんでお馴染みの若本規夫さん。
この作品の笑いギャグ要員はまさに彼と言ってしまって良い。
逆に彼がいなければ、そもそもこの作品が成り立たないので、非常に貴重な存在。きっと、家族計画と言って最も最初に思い浮かぶ存在であろうw
☞まとめ
以上、自分がゲシュタルト崩壊したビジュアルノベルゲーム15本をかなり駆け足でレビューをしてきたました。いかがだったでしょうか!?
約11年前の大学生の時からぼくはビジュアルノベルゲームに没頭していました。
勉学以上に時間を注いだといっても過言ではありません。
言うなればこれが誰にも言われずに自分の好きなことだったのか〜と只々思うのです。
昔はパソコンにインストールしないとできなかったものがほとんどですが、現在は、スマホのアプリになったり、携帯ゲームのソフトになったものもあったり、アニメ化やマンガ化したもの少なからずあります。
本日紹介した作品を見つけたって方は是非、見ていただけたらな〜と思ったりします。
▲最後に、念押しで更に厳選したこちらの5本は賭け値なしに自信を持ってオススメできる作品です。
時間が膨大に余っている方や、学生さんは是非やってみてください!!